長崎・島原湧水の火山の恵み 1日20万トンの水が暮らしを潤し、銘菓「かんざらし」を育む
2025/10/11 14:30 [有料会員限定記事]
記者一覧 本山 友彦
長崎県・雲仙岳の麓に広がる島原市は、豊かな自然に恵まれた「水の都」として知られています。ここでは山々に蓄えられた豊富な水が、市街地の至る所から湧き出し、毎日およそ20万トンもの水が生活や産業を支えています。
猪原金物店の水くみ場では、蛇口から勢いよく新鮮な湧水が流れ出し、地元住民だけでなく、観光客もその恩恵を実感しています。島原の湧水は生活用水としてだけでなく、銘菓「かんざらし」の製造にも欠かせない重要な資源です。
「かんざらし」は、涼しげで爽やかな甘味が特徴の地元銘菓で、多くの観光客を魅了しています。火山の恵みであるこの豊かな湧水が、島原の暮らしと文化を支え続けているのです。
この記事は有料会員限定となっております。続きをご覧になるには、7日間無料トライアル(1日37円)や年払いプランをご利用ください。