公明党、小選挙区の一部撤退を検討 自民党との協力白紙に比例に注力へ
2025年10月11日 18:36(10日更新 18:38)
10日、自公党首会談後の記者会見を終えた公明党の斉藤代表(右)と西田幹事長=国会にて。
公明党は自民党との連立離脱を受け、次期衆議院選挙の小選挙区において一部の選挙区で候補者を擁立せず撤退する方向で検討に入ったことが、11日に関係者から明らかになった。
これまで公明党は、自民党と小選挙区をすみ分けし、相互に推薦を行う形で選挙協力を進めてきた。しかし、自民党との連立関係が解消されたことを受け、今後は協力体制を白紙に戻し、比例代表での得票に注力する方針を模索している。
詳細な方針は今後の党内協議を経て決定される見通しで、選挙戦略の大きな転換点となる可能性がある。
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